下半身と音の変化
もうすぐワークショップなので、「骨盤は大事!」と繰り返しておりますが、
今日はその骨盤と関わる下半身の動きが音色を変えてしまうという実験についてです。
フェルデンクライスを体験していただく時に、指や腕などだけでなく、全身のつながりを意識した体の使い方がいかに大切かということを何度もお話しさせていただくのですが、
その時に体験していただく実験として、
「足の開き方と音色」があります。
シンプルな音形(例えばハノンとか)を弾きながら、開脚した状態と、膝を閉じた状態を時々繰り返してみてください。
とてもシンプルな実験ですが、全く異なる音色になります。
みなさん「!」と驚かれることが多いのですが、
下半身の筋肉の使い方が変わるだけで、こんなに大きな変化があるというのは驚きです。
弾きながらこれを実施しましょう、というのではなく(勿論意図して行うこともありですが)、ポイントは、ピアノを弾くのは「手や腕」だけでないことを実感していただくことにあります。
全身のつながりで、ピアノを弾くというフェルデンクライス的考え方とアイデアを
ピアノを学ぶ全ての方、指導者、腱鞘炎やジストニアで悩む方々、
ぜひ多くの方に知っていただきたいなーと思います。
ワークショップは4月18日と19日。
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