- 2017年2月16日
筋肉を使うのか? 関節を使うのか?
【筋肉を使うのか? 関節を使うのか?】
ピアノ演奏は、全身をいかにうまく使えるかということである!…ときっと多くの方が同意してくださると思っておりますが、
さて、その場合筋肉を使う意識が強いのか、または関節をコントロールする意識なのでしょうか?
指導する立場からすると、つい関節の機能に目がいくものです。
「第一関節のペコペコをどうにかしたい」
とか
「手首を柔らかくしたい」
などといった表現が多いですよね。
ところが、演奏するとなると途端に、音楽はいきなり「運動」から「芸術」に進化してしまうのです。
「メロディーに哀しみを込める」とか
「和音1つ1つに絶望感を」(私って暗い音楽好き?)などなど。
この感情を表そうと演奏に気持ちを込めるとき、どうやら筋肉を使う感覚が優位に立ってくる気がします。
肩に力を入れたり、指先をぎゅーっと固くしたり…そうすると気持ちを込めたように感じる。
別に言い方をすると、感情を込めると、機能的に学習したものが薄れてしまう!
これまでと違った新しい奏法を模索する時、この感情と体の使い方の関
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- 2017年2月13日
フェルデンクライスでツェルニー30番をきわめる その2
今月から9番にアプローチします
左手のスケールがメインです。
そもそも利き手でない方の手をいかに器用に使うか…というのは興味深い題材です。
指先だけ訓練しても、なかなか器用に動いてくれませんね。
いつものように、手や肩、肋骨などの動きに重点をおいて、左手に必要な動きを探していただくつもりです。
この辺りをじっくり模索しながら、もっと全身につながっていくといいなーと思っています。 フェルデンクライスでツェルニー30番をきわめる シリーズ
(ピアノの前で集団昼寝ではありません~)
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