- 2019年1月29日
椅子の高さについて
導入期の生徒さんから大人の方まで 多くのお悩みをいただくのが、椅子の高さの決め方 です。 手首の高さに合わせる? 肘の高さに合わせる? 色々な考え方がありますが、 フェルデンクライス的には、「骨盤が自由自在に動ける高さ」を探ることにしています。 4月のワークショップでも取り上げますが、 骨盤はエネルギーの源。 上半身にパワーを送り、加えて自由な動きを作り出す。 そのためにも上手に使いたいものです。 手首の高さに合わせても、骨盤が動かない座り方をしていると結局腕には無理な力がかかっていきます。(実験がたくさん出来ます) そう、骨盤はダイナミックに動くのです! 上下にも、左右にも、前後にも。 ぴったりと手首や腕の高さに合わせて、固まった人形のようにピアノを弾くのでは少々窮屈。 ダイナミックな骨盤の動きが、その時その時の最適な手首の高さを作り出す、 そんなイメージでピアノに向かいたいものです。 その事情から考えると、子供には椅子よりも、足台の高さが重要になるケースが多いのです。これは深く考える必要がありますね〜。 #ピアニストの体の使い方 #音楽家の体
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- 2019年1月24日
ワークショップのお知らせ
2019が始まり、早3週間! 本年もよろしくお願い致します。 さて、この春のワークショップを計画致しました。 昨年9月に行った「カラダから考える音楽」の第2弾です。 →4月18日・19日 / 南大沢文化会館リハーサル室 演奏とはカラダ全体を使うこと、というのは概ね認識されているものですが 何か知識を得て新しい動きを探すのではなく、 自分の感覚へのアプローチを変えることで、 身体に眠っている「より効率的」で、「より自然」で、「よりパワフルな」動きを 探し出すというのが このワークショップの目的です。 今回はエネルギーの源の骨盤と、全ての動きに関わる目の使い方に注目します。 どうぞお楽しみに。 先日、これまでジストニアを患っていた方より「劇的に改善して、症状が出なくなった」と喜びのご報告を頂きました。 演奏法も以前とはすっかり変化されたようで、身体全体が楽になったご様子に 本当に嬉しく思います。 今回のワークショップは全ての音楽家の方を対象にしています。 現在問題を抱えていらっしゃる方も、ぜひフェルデンクライス的な奏法へのアプローチを体験して頂きた
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