- 2016年9月13日
ジストニアの症状(音階)
今日はジストニアの方のレッスンについてです。
ジストニアの方の症状は様々ですが、調性によって症状が変化する方がいらっしゃいます。
スケールやアルペジオを弾いて頂くと、調性によって症状が変わったり弾きやすさが変化するのです。
C-durとH-dur など黒鍵の量でも違いがありますし、黒鍵を使用する指や音域によっても様々に変化します。
どちらを弾きやすいと感じるかは人それぞれ違うのですが、レッスンでは、弾きやすいスケールと違和感の強いスケールでの感覚の違いを追求していくことも大切にしています。
それにしても黒鍵のわずか1センチ程度の違いでさえ、指の使い方に違いがあることが驚きです。
その原因についてはいくつか仮説が立てられますが、いずれにせよ「知識」として動きを解釈するよりも
その動きを「感じられる」感覚を取り戻すことが一番かな、と思います。
お越しになる方の中にはジストニアとは違った症状と思われる方もいらっしゃいますが、
病名は基本的に後付ですから、弾きやすい動きを探求する内容に変わりはありません。
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- 2016年9月9日
ピアノレッスンの巻 1
今年の春からフェルデンクライス・ジャパン代表のかさみ康子さんにピアノのレッスンをさせて頂いております(笑)
生まれ持った感性や理解力は当然素晴らしいのですが、やはり”初心者”様ですので、手ほどきから…といった状況です。
レッスンはおよそ毎月1回のペース。
ピアノのレッスンではありますが、お互いがフェルデンクライス語??で動きと脳の認識具合にフォーカスして会話しているので非常にユニークです。 昨日は左手の親指と小指の使い方について集中的なレッスンとなりました。
特に小指の第1関節は当初自立できずにぐにゅぐにゅとしていましたが、脳の認識過程を色々とやっているうちに
ピタッと関節も決まるようになり、流れるような左指の動きとなりました。
2人とも嬉しい驚きでした。
本当に上達のスピードは目を見張るものがあります。
これからはこの劇的な変化を動画でご紹介したいと思います。
お楽しみに~!
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- 2016年9月5日
秋のワークショップ
ピアノの練習をする時に、10回やって進歩を感じなければ更に10回やりますか?
多分これは一昔前の根性スタイルですね!
フェルデンクライスをやってから色々と変わりましたが、練習に対しての感覚も大きく変化したように思います。
10回やって進歩が感じられなければ、練習の何かが間違っているのですから振出しに戻って考えたいものです。
5月から7月にかけては「スケール」「アルペジオ」といったピアノの基本動作について
集中的にワークショップを行いました。
この秋は少しずつ「振り出しに戻る」感覚を探すためのワークショップを行ってみようと思います。
大きく振出しに戻って違う身体の使い方を探したいのですが、
まずは感覚を研ぎ澄ませておかないと、動きの中の違和感を見つけることが出来ないですね。
そのために、「ピアノとのコネクションを探す」をテーマに数回開催予定です。
日程などは追ってお知らせいたします。
ご興味ある方は是非どうぞ!
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