- 2019年3月23日
言葉なしで学ぶ
フェルデンクライスメソッドのキーワードの一つに「言語化しない」という考え方があります。 人間の習性として、行ったことや感じたことを書き留める行為をすると満足感が少し上がります。 講座に行ったら、講師が喋った内容をしっかりノートに取ると学んだ感が高まるとか。勉強の復習でも、ノートに丁寧に要点をまとめると勉強した感が強くなるとか。 プラクティショナーになるためのトレーニング中に私にも同様のことがありました! つい、自分が体験していることを言葉で分析して書き記したくなっちゃう。 「今この動きをやっているのは、〇〇筋を使っているから」のように。 でも実際には、そんなに単純なことで人間の動きが構築されているわけでもなく、 我々の意識が届かない部分で、身体中の調和が取れるように調整が行われているんですね、きっと! 「感じていることをあまり言語化しないように」と先生方に良く言われました。 Aが良く動かない時は、BとCの動きに注目すると、なぜかAが動くようになるといったアプローチがフェルデンクライスではよくあります。 ピアノ奏法でもこの原理を活用しています。Aの
閲覧数:155回

