- 2017年9月27日
ワークショップを終えて
9/16,17に行ったジストニアのピアニストのためのワークショップ参加者の方よりアンケートをいただいています。一部をご紹介いたします。 「フェルデンクライスの動きのレッスンの後、すぐにピアノに向かって弾いたことで多くの気づきがあり、これなら弾けるかもとものすごく思いました。」 「FIで体が緩むのを体験し、衝撃的だった」 「帰宅後、信じられないくらい楽に、気持ちよく弾けました」 「思った以上に自分の体が緊張状態にあることに気づきました」 「新しい回路がはっきりした感じがしました」 「自分の思考の傾向に気づき、それがジストニアを引き起こす原因の一つになっているように思った」 「二人の指導者に同時に見てもらえることにとても意味があったと思った」 「同じ悩みを持つ仲間と交流を持てて良かった」 自分の体の状態にじっくりと注意を向けることだけでなく、思考や全体の捉え方の中にも自分の癖を見つけ出していただけたことが、次の一歩に繋がるように思います。 このワークショップについては、ページを新たにしてまとめる予定です。 引き続き、全力で取り組んでいきたいと
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- 2017年9月19日
ジストニアに悩むピアニストのために
9/16と17の二日間、フェルデンクライスジャパンとの共同開催でワークショップを行いました。今回は事前にお知らせした通り、ジストニアに悩むピアニストのために特別プログラムとしました。 ご参加下さったのは6名。ジストニアの症状も様々で、原因が一つではないことを裏付けています。同じピアノを弾く立場として、ジストニアの方の心情を考えると胸が苦しくなる思いです。 初日のテーマは肩甲骨と指の関係について。二日目は胸郭と背骨を加えて関連付けを探索しました。 症状の出るスケール・アルペジオと、比較的演奏しやすいものを比べながら症状の特性を検討し、その後集中したATMとFIで、感覚が繊細になった状態でピアノを弾いていただきながら、肩や肩甲骨と指先との関連を探索していただきました。 普段からもジストニアの方へピアノレッスンは行なっていますが、FIとピアノを組み合わせた集中レッスンには高い効果が期待できると感じていました。今回のワークショップで予想通り大きな変化を感じられ、その有効性を再認識したひと時となりました。 ジストニアを治すために、ピアノを弾く。 治療として
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