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ピアノ奏法の癖 vol.2


自分の癖を見つけるワークショップを行いました。

座る、鍵盤に手を乗せる、音を出す(簡単なエチュードを使用しました) これらの動きで、身体のどの部位に動き出しの指令を出しているか見つけようというのが最初のステップでした。

続いてC-G-E-Gのような左手のパッセージを弾く時に、身体のどの部位までその動きが波及しているのか 感じとる練習も行いましたが、ここで大切なことは「感じ取る」ことです。

よく「腕はこのように動かしましょう」とか「手首はこのように使いましょう」と動作を見せることがあります。

そうすると、人はその動作そのものを真似しようとしてしまいます。 その結果、その動作をするために指導者とは違った、不必要な力を使ってしまうことがあります。

学ぶために「真似」は近道ではありますが、同時にリスクも存在していることを知っておきたいですね。

フェルデンクライスの面白いところは、「型」を持たないメソッドであること。 自分自身への注意の向け方を是非マスターして、身体が納得する演奏法を見つけ出したいものです。

次回のワークショップは8月開催予定です。 ご興味ある方はメールでご予約をお願いします。


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