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カラダから考える音楽 ワークショップ


カラダから考える音楽というタイトルでワークショップを開催します。

今回はピアニスト限定ではなく、全ての音楽家が対象です。

器楽や声楽と隔てず、音楽家として生きる上で共通する動きや思考があります。

それを4つのキーワードとして選んでみました。

1/呼吸

肺や横隔膜、或いは気道の働きというイメージがあるため、声楽や木管/金管など息を使う演奏において焦点が当てられますが、ピアノや弦楽器を含めあらゆる演奏に深く関わっています。

「深く呼吸をする」というのは、フレーズや音楽的解釈に対する感覚だけではなく、それ自体が体の柔軟な動きを生み出す動力になります。

呼吸をするということを全身の運動として感じるとどうなるのでしょうか。

頭から足の先まで呼吸をめぐらせてみましょう。

2/姿勢

座っても立っても音楽家には切り離すことができないキーワード。

良い姿勢が良い音色を出すことにつながるからですが、では良い姿勢は自分自身の中でどのように見つけることができるでしょうか?

良い姿勢を真似ても、それが本人にとって最適であるのか判断するのは意外と難しいことです。自分の感覚の中に、良い姿勢を探す体験です。

3/指から肩・肩から首

全ての音楽家が多用する動きの中心。指や唇のような末端の動きとダイレクトにリンクします。 どのように動きを結びつけると細やかで繊細な動きがうまれるのでしょうか。 また肩の周りは演奏家がもっとも「痛み」「コリ」を訴えるが部位でもあります。痛みの生じるメカニズムを学びながら、より自由な動きを探し出したいものです。

4/感情

音楽とは芸術ですが、ある意味では運動と感情の連動として表現することができます。 歌詞を持つ歌や甘美なメロディが感情に直接働きかけるのは全ての音楽家が日々追求していることですが、では感情を込めると体はどのように変化するのでしょうか? 感情というツールから自分を客観視する体験は奏法を見直す時に有意義なアプローチとなります。

以上のキーワードを軸に二日間かけて進めますが、1日のみの参加も可能です。

ATMやFI(デモ)といったフェルデンクライス独自の学習法に加え、実際に楽器の演奏や発声をしながら進める予定です。声楽・ピアノの方以外は楽器をご持参ください。

9月11日(火)と12日(水) / 八王子南大沢文化会館 リハーサル室

フェルデンクライスは、型を学ぶメソッドではなく、自分の中の感覚を発展させていくプロセスです。凝り固まった習慣や先入観を一度リセットして見直す気持ちでご参加頂きたいと思っています。

フェルデンクライスジャパンとの共同開催です♬

詳細とお申し込みはフェルデンクライス・ジャパン



 
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