ピアニストのためのフェルデンクライス

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  • yuko matsumoto

ジストニアの症状(音階)


今日はジストニアの方のレッスンについてです。 ジストニアの方の症状は様々ですが、調性によって症状が変化する方がいらっしゃいます。 スケールやアルペジオを弾いて頂くと、調性によって症状が変わったり弾きやすさが変化するのです。 C-durとH-dur など黒鍵の量でも違いがありますし、黒鍵を使用する指や音域によっても様々に変化します。 どちらを弾きやすいと感じるかは人それぞれ違うのですが、レッスンでは、弾きやすいスケールと違和感の強いスケールでの感覚の違いを追求していくことも大切にしています。 それにしても黒鍵のわずか1センチ程度の違いでさえ、指の使い方に違いがあることが驚きです。 その原因についてはいくつか仮説が立てられますが、いずれにせよ「知識」として動きを解釈するよりも その動きを「感じられる」感覚を取り戻すことが一番かな、と思います。 お越しになる方の中にはジストニアとは違った症状と思われる方もいらっしゃいますが、 病名は基本的に後付ですから、弾きやすい動きを探求する内容に変わりはありません。 指先の感覚が全身に伝わった瞬間に出る音の美しさ! 「これなら弾けるかも!」との感想は心に響きます。